夏の鮎とは、ひと味違う、9月の鮎!味わってみてください。

ヤナ料理では鮎雑炊が大好きなモカcaféです。

梅雨の頃になると「鮎解禁!」なんて文字が躍りだし、釣り人が川に並びます。そろそろ暑くなるのか~と季節を感じる瞬間ですね。

鮎漁が始まると各地でおいしい天然鮎を楽しめるのですが、実は鮎の一番おいしい季節は秋だと知っていましたか?

秋はおいしいものがたくさんあってどれから食べようか迷ってしまいますが、今年の秋はここのところ値上がりしているサンマの間に鮎をはさんでみるのはいかがですか?

 

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秋の鮎がおすすめのワケ

モカcaféが小学生くらいのときは夏休みになると涼しい岐阜の山に連れていかれて清流と鮎料理を堪能していました。

ですが、大人になって知識もついてくると、観光客の多い夏よりも秋のほうが鮎は断然おいしいことがわかってきます。その理由は鮎の生態がわかると納得しますよ。

 

鮎の生態

鮎は4月から6月頃(地域によって差があります)に稚魚時代を過ごした海を離れて、生まれた川に戻ってきます。この遡上が始まって一定数をこえると鮎漁が解禁となるのですね。

鮎の好物はきれいな川藻。石につく藻が大好物で、コレがたくさんつく水がきれいで水温がほどよい上流を目指してどんどん流れに逆らって川を上っていきます。

上流につくまでは上ることを優先するのでどちらかというとスリムな体型をしています。でっぷりと太っていると水流の抵抗が大きくて段差の大きいところや流れの速いところで足止めされてしまいますからね。

釣り人はこの遡上中の鮎を狙っています。上流につくことを優先する鮎も食料は確保しなくてはいけないので、休憩する場所の縄張りはしっかり守ります。そこによそ者がくると体をぶつけて攻撃するのでその身体に針をひっかける、というのが鮎釣りの基本です。

 

と、話がそれてしまいました。

上流に着くのは中部地方でだいたい6月下旬から7月です。上流に早く着けばつくほど、いい食事場所を確保してどんどん丸く太っていきます。

そしてお盆を過ぎて気温が下がって水温も下がってくると、産卵場所でもある川の中流までもどります。このときの鮎を『落ち鮎』といって、伝統のヤナ漁はこの落ち鮎を対象としています。

この産卵が10月前後なので、産卵にあわせてたっぷりと体力と滋養をたくわえた秋の鮎がおいしいワケです。

また鮎は一年魚なので、産卵後は死んでしまいます。まさしく産卵のために命の全てをその身にたくわえているのが秋の鮎なのです。

 

伝統のヤナ漁

ヤナ漁ってなんだ?と思ったあなたはこの動画を参考にしてみてくださいね。

 

みんなのふるさと 栃木・那珂川で100年続く伝統漁法「やな漁」

 

ヤナがたくさんある岐阜県では江戸時代からこの漁が始まっていたらしく、昔の人はほんとうに知恵もたくさんあって、季節をよく知っていたのだな、と物事の歴史を知るたびに感心するものです。

ヤナ漁は鮎釣りと違って落ち鮎を狙った漁なので、産卵のためにぷっくり太った鮎が獲れます。こうしておいしい鮎がたくさんとれたらやはりすぐに食べたいですよね。

ヤナ漁をしている場所ではすぐ近くに料亭があって、そこでヤナで獲れた鮎を堪能できる仕組みとなっています。

鮎は香魚とも呼ばれるだけあって、白身の淡白な身にふわっとした藻?の香りがとてもおいしい魚です。川魚って総じてなんだか泥臭いというか、なんというか、という印象がありますが、鮎にはないのでいろんな料理に合うんですよね。

ヤナの近くにある料亭では基本鮎のコースが組まれていて、鮎の刺身、塩焼き、田楽、フライ、雑炊、場所によっては甘露煮と鮎堪能の料理を楽しむことができます。どれもとてもおいしいですよ。

 

家でも食べたい鮎

ヤナの鮎がおいしいことはわかったけど、近くにヤナがないし、毎回のようにコースを楽しむわけにはいかない!などいろいろ理由があるときは家でお手軽に秋の鮎を楽しみたいですよね。

刺身は鮮度状況に左右されるので大半は無理ですが、意外と家でも簡単に鮎料理を楽しむことができます。

最近のスーパーなど魚を扱う食料品店では季節になるとどんな高級魚でも仕入れておいてあるものです。秋になったら魚屋さんを覗いてみてください。おいしそうな鮎があるはずです。

 

たくさんの鮎からおいしい鮎を探せ!

どうせ同じ値段で買うのならおいしい鮎を買って食べたいですよね!

おいしい鮎はずばり「口がとがっています」

鮎の生態を思い出してください。

天然の鮎は餌の豊富にある上流で育ちます。川の上流は浅く、流れが速い場所が多いものです。

しかも餌になる川藻は淀んだ水では育たないので、流れの急なところに常に鮎がいることになります。

流れに耐えながら、石についた川藻を削り取り食べる。ほどよく筋力がつくので太るといっても適度にほっそりします。そして口が尖っているほうが川藻まで届きやすいですよね。

上流の急流に耐えながら良質の川藻をたっぷり食べた鮎は口が尖っている

ここにつけくわえるなら、顔や口はスリムなのに身体はまるまるしていると、とてもおいしそうですよね!

 

家でできる鮎料理

実は鮎のレシピって遡上始めの稚鮎をつかったレシピが多いのです。

それには稚鮎釣りが初心者にも手軽にできることからファミリー釣りが多いこともあるし、数が多く入手できるからワカサギのようにフライや煮物で食べやすいのもあると思います。

でも今回食べたいのは旬のおいしい秋の鮎です。

ここは大人の鮎を食べるレシピが知りたいですよね!

おすすめのレシピを紹介!といきたいところではありますが…はっきりいって、大人のいい天然鮎が入手できたら鮎ならではの香りが一番純粋に楽しめる『塩焼き』がおすすめです。お店のように串刺しにしなくてもおうちのお魚焼きグリルで焼けるのでチャレンジしてみてください。

いい天然鮎で塩焼きを作ったらぜひこの骨抜きにも挑戦してみてください。

 

【コレ天】1秒以内で鮎の骨を取るスゴ技

 

ヤナ料理を食べに行くと親切なお店はこの技を教えてくれるのですが、意外と知っている人はいません。そしてモカcaféはブキッチョなのでいつもぐちゃります…なぜだ…?

この技を習得できれば、他の料理法でも三枚おろしにしなくても簡単に食べることができますよ。ぜひ一瞬のスゴ技を習得して自慢しちゃいましょう。

 

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どうでしょうか? 秋の鮎、食べてみたくなってきませんか?

モカcaféの父はいろんな釣りを楽しむ人だったのでよく稚鮎釣りと稚鮎のフライを堪能したものです。骨も気にならず食べられるのでおいしいですよ。

ヤナ料理も食育として一時期よく連れて行ってもらっていました。あのおいしいコースを久しぶりに食べたいですね…

仕方ない。おうちでおいしい鮎を仕入れて塩焼きにしようかな。ではスーパーへ行ってきます♪

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