すぐそばに潜むアナフィラキシーショックの危険症状と対処法

子供の頃は野生児で痛いお返しもよくもらったモカcaféが編集しています。

あたたかくなって蜂が活発になるとよく聞く「アナフィラキシーショック」。一体どんな症状で、実際に症状がおこったらどのように対応したらいいかご存知ですか?

今日はアナフィラキシーショックについて調べてみました。

 

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アナフィラキシーショックってなに?

言葉としては「アナフィラキシーショック」と聞くと、蜂に刺されたら起こるものというイメージがあるのではないでしょうか?

アナフィラキシーショックはアレルギーによる反応のひとつのことなので、蜂に刺されたときに起こるアレルギー反応だけを指すのではなく、食物や接触アレルギーにも適用します。

アレルギーによって身体に発疹や粘膜の腫れ、喘息のような症状が急激に起こることを「アナフィラキシー」とし、軽度のアナフィラキシー症状が二つ以上現れた時と呼吸困難や血圧低下、意識障害など生命の危機におちいる状態を「アナフィラキシーショック」と呼んでいるようです。

 

「アナフィラキシーってなあに?」

 

夏に一度はスズメバチに刺されたというニュースが流れます。

アナフィラキシーショックのニュースで原因に蜂が多いのには理由があって、アナフィラキシーを避けるにはアレルギーの原因となるアレルゲンに触れない、食べないことが重要となってきます。食物などは自分や周りが気をつけることである程度避けることができるのですが、蜂は巣の位置がわからずに近づくことがあります。

また、急性アレルギー反応でもあるアナフィラキシーはアレルゲンに触れて数分で症状が現れることがあります。ショック状態が強いと少しでも早い処置が行われないと生命の危機です。出先で突然出会うことがある蜂は通報が遅れることも多くあるので処置が遅れて死亡する確率が高くなります。蜂にさされたことがニュースになることが多いのには、注意喚起の意味が強いのですね。

実際に蜂毒によるアナフィラキシーショックによる事故は全国で起きていて、年間二十人ほど亡くなっています

アナフィラキシーショックが起こる主な原因は?

人により反応するアレルゲンが違うのでさまざまなものが原因となります。

よく聞く蜂のほかには卵や牛乳など食物アレルギーとしてよく聞くものがあります。食物アレルギーの中でも「そば」や「甲殻類」はアレルギー反応がとても強くでることが多く、ほとんどがアナフィラキシーショックと判断されるような症状が出ます。

母乳を介して乳幼児も食物によるアナフィラキシーが起こることもありますので、母乳で育児をしているお母さんは自分に食物アレルギーがでてなくても注意が必要となります。

また食物と同じように、薬でもアナフィラキシーが出ることがあります。薬については、抗がん剤、解熱鎮痛剤、抗菌薬、血液製剤などが原因となりえます。

何らかの薬を服用して、皮膚のかゆみやじんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁といった症状が見られたらすぐにお医者さんや薬剤師の方に相談するようにしてください。

薬そのものに反応が出ることもありますが、薬に使われているコーティングやカプセルに卵や牛乳が使われていることがあるので、食物アレルギーがある人は薬の処方にも要注意です。いつもと違う病院で受診したときは食物アレルギーがあることをきちんと伝えましょう。

 

食物アレルギー、アナフィラキシーショック。本当に食べ物が原因なのか?

 

アレルギーの遺伝はするの?

アレルギーについては両親がアレルギー体質の場合は遺伝する確率がとても高く、片親だけの場合でも遺伝することがあります。ただ、アレルギー体質が遺伝するというだけで強い症状が出るかどうかはわかりません

両親にアレルギー反応があらわれていなくても体質的にアレルギーを持っている場合もあり、子どもが急に発症することもよく聞く話です。遺伝だけにとらわれずに、普段からの観察が必要といえます。

アレルギー体質が遺伝することはありますが、アレルギーは感染症ではないので空気感染ということはありません。周りにアレルギーの人がいるからといって感染で自分にアレルギーがおこることはありませんが、アレルギーのことは理解してアレルゲンに近づけないように協力したり、症状があらわれたときの対処法を覚えたりすることは重要です。

アナフィラキシーショックになったら?

アレルギーはアレルゲンに対する許容量を越えることで反応するので突然発症することがあります。突然なったときにあわてないためにも基本的な対処方法を覚えておきましょう。

アナフィラキシーの症状については様々なものがありますが、アナフィラキシーショックの状態になった場合は生命を維持するためにも早急な処置が必要となります。

全身に広がる赤い発疹、激しい嘔吐、粘膜の腫れ、呼吸困難の症状があらわれたらすぐに救急車を呼びましょう。特に粘膜の腫れはひどくなってくると喉も腫れ、気道確保ができなくなる場合があります。

症状が進むと血圧が下がり、行動不能に陥ります。仰向けに寝て、膝を曲げるなどして足を高くするようにして頭に血流を集めます。嘔吐があるときは仰向けではなく、顔を横に向けて吐いたものが喉につまらないようにすることが大切です。

そばにいる誰かがアナフィラキシーショックの状態になったときは原因となったものはできる限り取り除いてあげます。反応したものが食べ物だった場合は口の中のものはだして、水ですすぎます。身体についたものも皮膚からアレルゲンが取り込まれるのできれいに流してください。

蜂の場合は毒針が残っている場合があります。見てとれそうなら取ったほうがよいのですが、無理に取り除こうとすると逆に中に押し込んでしまうことがあります。無理はせずに医療機関でお医者さんの適切な処置を受けるようにしてください。

 

アナフィラキシーショックに効く薬は?

一般的にアナフィラキシーショックに対しては劇的に効果のある投薬や処置方法は無いといわれていて、できることといえば救命処置のみとなります。

効果のある投薬や処置方法はないのですが、過去にアナフィラキシーショックとなり、再びアナフィラキシーショックとなる可能性がある人には「エピペン」という自己注射で投薬する薬が処方されることがあります。

「エピペン」はアナフィラキシーショックに直接効くのではなく、低下した血圧を引き上げる効果のある薬です。通常、注射は資格を持っている人しか取り扱うことができませんが、エピペンは緊急時に限り、資格を持っていない人が取り扱いしても医師法に問われないものです。

エピペンの使用方法についての動画がありますので、どういうものか見てみましょう。

 

「エピペン使用方法 part1」

エピペンは誰でも処方されるわけではないのであまりなじみがありませんが、逆に持っているということはかなりの確率で生命の危機に陥るほどにアレルギー症状が進む可能性があります。アナフィラキシーショックを起こしていてエピペンを常備していた場合には焦らずに扱えるように覚えておきましょう。

でも正直に言えば、注射を取り扱うなんて怖いですよね。こんな場面に出会わないことを祈ります。

 

アナフィラキシーを予防するには?

アナフィラキシーは急激にかつ過剰にアレルギー反応がおこる現象です。

アレルギーに対しては根治できる治療方法がまだありませんので、アレルゲンに近づかないということが最良の予防方法となります。

アレルゲンに近づかないためにも、すでにアレルギー反応を起こしたことがある人は何に対してアレルギーが起きたのか、アレルギー反応が出る可能性がある成分は何かを理解しておく必要があります。

自分がどの成分でアレルギー反応が起こるのかは、大学病院などアレルギー検査のできる病院で検査してもらいます。病院によってはアレルギー科として診療科が設定されているところもありますが、アレルギー科のない病院では基本的に皮膚科で取り扱いをしていますので病院で問い合わせをしてみるとよいですよ。

 

アレルギー検査ってどんなことをするの?

テレビなどで放送されるようなアレルギー検査だとパッチテストがあります。パッチテストは脱脂綿などに調べる対象のアレルゲン成分をしみこませたものをテープで皮膚にはりつけ、規定の時間貼りつけた後に肌にアレルギー反応が出るかどうかを確認する方法です。

他には血液検査も一般的です。一度にたくさんのアレルギー検査をする場合には血液検査を選択される場合が多いようです。

参考までに…

ネット上で紹介されているアレルギー検査方法がこちら

皮膚での検査(想定されるアレルゲンを皮膚につけて反応を見る)
プリックテスト(スクラッチテスト)
皮内テスト
パッチテスト

血液検査(血液を採取し特異的IgE抗体などを調査)
特異的IgE抗体試験管内測定法
リンパ球刺激試験

誘発試験(アレルゲン確定のための検査)
鼻誘発試験
目誘発試験
食物負荷試験(食餌誘発試験)
吸引誘発試験
薬物負荷試験

アレルギー検査は治療するものではないので、保険対象外となり自費負担です。検査費用の目安は、花粉やダニなど一般的なアレルギーのみなら15,000円~。食品検査など項目がたくさんになると20,000円~40,000円ほどかかります。

自分がどんなアレルギーになるのか知っておくことは大事なのですが、気軽に検査してみよう、という値段ではありませんよね。検査するときは近い病院ではどこで取り扱いしているのか、費用はどれくらいかかるのか、情報を調べてから検査してもらうのが良いでしょう。

 

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最後に

いかがでしたでしょうか?

ニュースやドラマなどでアナフィラキシーショックという言葉はわりと聞くのですが、こうして調べながらまとめてみるとまだまだ知識不足かな?と思います。

身近なところでも起こりうるアナフィラキシーショック。私自身も食べ物を食べて口がむずかゆい、なんてこともよくあるのでちょっと注意しなければ…と考えさせられました。

現代ではアレルギーを自覚している人も多くなって、統計的にアレルギーと診断される人はとても多くなっています。普段からの予防をしっかりするためにも知識をそろえて、できる限り共有して、いざという時に対応できるようにしておきましょう

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